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TCAサイクル

  • 執筆者の写真: wsnoopy
    wsnoopy
  • 2020年1月16日
  • 読了時間: 1分

TCA(tricarboxylic acid cycle)サイクルとは、人間の体の中でエネルギーを作り出していく回路、言わば「身体の中のエネルギー工場」です。

別名、クエン酸回路、クレブス回路と言われており、細胞内のミトコンドリアの中で働いています。

私達の身体は60兆個の細胞が重なって出来ていますが、TCAサイクルは、この全ての細胞の中で行われる代謝です。 

食事で摂取した栄養のうち、三大栄養素である炭水化物、タンパク質、脂質はそれぞれブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸・グリセロールに分解されて細胞の中へ入り、アセチルCoAとなりTCAサイクルに入ります。

その後、酸素を利用してクエン酸やコハク酸などの有機酸に変化しながら、二酸化炭素と水に分解され、ATPというエネルギーの基が作られます。

この回路が上手く回ることで、生命活動に必要なエネルギーを作り出していくのですが、回路にエネルギーの材料が入らない・回路が上手く回らない、等の原因によりエネルギーを充分に作り出せなくなると、エネルギー不足による疲労感、だるさ、集中力が続かない等、様々な症状が引き起こされます。


 
 
 

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